チンクエチェントのエアコンスイッチが押せなくなったので修理しました。スイッチが壊れたのはマニュアルエアコンです。エアコンスイッチは風量調節のつまみを押すことでスイッチが入ります。ファンスイッチが0(オフ)の時は押せません。
▼今回は押しても全く動かなくなりました。
マニュアルエアコンのパネルを外すと中には空調フラップを開け閉めする部分3ヶ所とエアコンスイッチ兼ファンスイッチがあります。
スイッチを交換し修理は完了しました。
ちなみにパネル裏にある照明が点かなくなるのはこの電球が切れていますが、接触不良もよく起こるため、点かなくなったらまずは叩いてみてください。(電球が黒ずんでいたら交換)
早速原因調査です。
▼スイッチ単体
▼中身
動かなくなっていた原因はファンスイッチの接点の熱でアクリルシャフトが黒いガイド内で溶けて固着していたからでした。
溶けた部分のそばにある左側の接点(風量最大)の色が変わっているので、最大風量を多用していたのかもしれませんね(最大風量は電流が多く流れ、接点の熱も発生しやすい)
この交換したチンクエチェントは16万キロでしたので、長期間(長時間)使用の接点不良は仕方が無いのかもしれません。ムルティプラの接点不良
(WEB担当スタッフ)