フィアット500eを乗り始めて1年半経ち、1年前に急速充電器が納品されました。それから遠距離のドライブも多くなり17000キロを超えました。冬の間はスタッドレスタイヤに履き替え4月になったので夏タイヤに戻したので減りぐらいをレポートしたいと思います。
今回履いたスタッドレスタイヤは新品のグッドイヤーICE NAVI7で走行距離は4358km、雪道走行は100km以下になります。
▲4358km走行した500eのスタッドレスタイヤ
フィアット500ツインエアの同銘柄のスタッドレスタイヤ、4年で9319km使用と比べてみます。(通年ecoモード走行)
車両スペック
500TwinAir | 500e | 比率 | |
最大出力 | 77ps(eco) | 118ps | 153% |
最大トルク | 100Nm(eco) | 220Nm | 220% |
車両重量 | 1010kg | 1330kg | 132% |
前重量 | 670kg | 780kg | 116% |
後重量 | 340kg | 550kg | 162% |
タイヤサイズ | 175/65R14 | 185/65R15 | |
タイヤ外周 | 1831mm | 1952mm | 107% |
走行距離 | 9319km | 4358km | 47% |
500eの方が3割ほど重いですが後ろの方がバッテリーが後ろの方にあるので後ろの方が圧倒的に重くなっています。
タイヤ外周は500eのほうが7%ほど長いです。
馬力は1.5倍、トルクは2倍以上ありますね。
〈前タイヤ〉
▲500e
▲500TwinAir
〈後タイヤ〉
▲500e
▲500TwinAir
結論
後ろタイヤは外周に加え重量が重いのでその分短い距離で同じぐらいの減りになったのでしょう。前タイヤは加速減速に加え角が極端に減っているのでカーブでのタイヤの負荷も多いのかもしれません。電気自動車は重量が重い上にトルクがあり加速時にタイヤに負担がかかっていてタイヤの減りが多くなっています。
電気自動車のタイヤの減りは数倍と記事を見かけますが、さすがにそんなに減るわけは無く重量が重くなった3〜4割ぐらい多く減ると言うのが妥当なところでしょう。
急な加減速をしない優しい運転を心がけましょう。
最後に、減速に回生ブレーキを使っているのでダストはあまり出ていません。
▲あまり汚れていないホイールの内側
(WEB担当スタッフ)