ヨーロッパ基準と日本の基準の違い

UNECE(欧州経済委員会)WP29(自動車基準調和世界フォーラム)におけるヨーロッパ基準と日本の基準について2005年に発行したWP29の記事で日本、ヨーロッパ、アメリカの違いについて記述があったので記事にしてました。

 

WP29 カテゴリーと車重と寸法の定義

〈カテゴリー〉 日本 ヨーロッパ アメリカ
乗用車 10人以下 M1:9人以下 10人以下
バス 11人以上 10人以上又は

M2:総重量5t以下

M3:総重量5t超

11人以上
トラック フロアエリア(乗用<荷室)

重量(乗用数<積載量)

積載口(寸法/面積)

貨物車

N1:3.5t以下

N2:3.5t以上-12以下

N3:12t超

貨物車

 

〈重量〉 日本 ヨーロッパ アメリカ
スペアタイヤ/ジャッキ/工具 除外 積載 積載
オプション品 除外 積載 積載
オイル/水 規定量 規定量 規定量
燃料 100% 100% 100%
人員一人当たりの体重 55kg 75kg 68kg

 

〈全長〉 日本 ヨーロッパ アメリカ
長さ スペアタイヤは除外 スペアタイヤを含む スペアタイヤを含む
ランプを含む ランプは除外 ランプは除外

参照資料 World Forum for Harmonization of Vehicle Regulations (WP.29)

 

日本の組織:JASIC(自動車基準認証国際化研究センター)

JASICの目的は国連を中心とした自動車の基準・認証制度の国際化活動を官民が協力して推進し、国を支援する。との事です。参加構成団体は国土交通省、関係省庁、自動車検査登録協会、自動車メーカー、部品メーカーで、最近の国際基準としてLEDライト、歩行者保護関連が増えています。

官民連携による基準・認証国際調和活動の推進

(WEB担当スタッフ)

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