最近流行りのドライブレコーダー、もう多くの車に装着してきていますね。自分の安全運転の意識付けにも役に立っていると思います。まだと言う方でも近いうちには装着したいと思っているでしょう。オートバックスやイエローハットなどカーアクセサリーショップでも多くのラインナップが並べてありますね。しかし取り付けとなるとフィアットなど輸入車を断るショップもあるようです。
ドライブレコーダーを自分で取り付けて見ませんか。Let’s DIY!
今回はチンクエチェントに取り付ける上でのコツを紹介します。
ドライブレコーダーを取り付けたその時は、新しいモノを取り付けるので目につくところに取り付けたいと思います。しかし走り始めて5分もすればドライブレコーダーを見ることも無くなり次の日には忘れます。ドライブレコーダーは常に見るものでも無く何かあったときの記録用として取り付けるのでドライバーから必ず見えるところに取り付ける必要はありません。
現在ドライブレコーダーはたくさんの種類があり機種の選択に頭を悩ませます。老舗のユピテル、セルスター、コムテック、そして中国メーカー…さらにはGPSやリアカメラ付きなど種類が多すぎて思考停止してしまいますね。
前方用ドライブレコーダーの取り付け方法には一般的に2種類があり、フロントガラス貼り付けタイプとルームミラー取り付けタイプがあります。ルームミラー取り付けタイプはすぐに取り付けられるメリットがあります。デメリットはデザインや機能が限定的です。今回はフロントガラス取り付けに挑戦してみたいと思います。
フロントガラスに取り付ける場合(乗車定員10人以下の乗用自動車)の注意点はガラス(開口部)の上部から20%以内に貼り付けます。もちろん運転の妨げにならないところです。
貼り付ける場所を検討します。これがドライブレコーダーを取り付ける上で一番重要なところ。
貼り付けるところはガラス上部になりますが、カメラの映像がワイパーで拭き取るところにする必要があります。また、ミラー付近の黒い遮光部や車検ステッカーなど映像の妨げになるところも避けなければなりません。貼り付ける前にドライブレコーダーを起動し画面を見ながら障害物が映らないよう位置を決めます。位置が決まったらマスキングテープなどでマーキングをしておくと良いでしょう。この時曲がり等位置の確認もしてください。
貼り付け場所の選定
- ガラス上部から20%以内
- ワイパーで拭き取るところ
- 障害物が映らないところ
- サンバイザーが当たらないところ
▼ガラスの20%ラインの確認
▼ワイパーの拭き取りの確認
▼室内から見た20%ラインとワイパー拭き取りの様子
▼サンバイザーとの干渉の確認
▼ミラーの裏に隠す場合
▼今回はミラー左側に取り付けます
▼画像を見ながら位置確認
貼り付ける時はドライブレコーダー付属のガラスクリーナーを使って脱脂と清掃をし貼り付けます。軽く接着し貼り付ける場所に問題なければ強く押し付けテープ全体をガラスに接着させてください。両面テープは押し付けることで接着強度が得られます。説明書に書いてあるとおりに施工しましょう。寒いときは温めるとより強度が得やすいです。本来両面テープは24時間以上圧力をかけて接着するのですが、それは無理だと思うのでできる限り押し付けましょう。
▼クリーナーで汚れや油を拭き取る
▼マスキングテープ等でガイドを貼ると確実
▼貼り付け完了
貼り付け終わったら次は電源コードの配線です。天井とフロントガラスの隙間が広い場合はホームセンター等で売っている隙間テープを巻くと落ちてきません。
▼隙間テープを巻く3箇所ぐらい巻く
▼天井に押し込む
▼ピラーの隙間に押し込む
▼ダッシュボードの隙間に押し込む(少し見えます)
ダッシュボードの隙間は狭いので電源コードが見えてしまいます。ドアモールを外すことができればきれいに隠せます。ドアモールの外側のゴムは薄く引っ張るとちぎれてしまうので内側を広い範囲で引っ張り出すのがコツです。
▼モールを外せば電源コードをきれいに隠すことができる
▼ドアモールの隙間からフロアボードの下に挟み込む
▼シガーソケットに差し込んで完了
▼今回取り付けたセルスターのCSD-560FH
▼マスキングテープと隙間テープ
電源コードのシガープラグを隠す場合は「チンクエチェントの12V電源の取り出し」はこちらのブログもご覧ください。
ぜひ愛車のカスタム頑張ってみてください。ちなみにお店ではパネルやグローブボックスを取り外して電源ケーブルを見えないところに配線しています。
ユピテルのドライブレコーダー取り付けの解説 こちら
(WEB担当スタッフ)