スタッドレスタイヤに交換するなどご自身でリフトアップする事があると思います。
チンクエチェントやパンダなどフィアットのジャッキアップポイントはボディに「▽」マークが表示されています。
「▽」部分はどうなっているでしょう。
▼チンクエチェントの取扱説明書
▼チンクエチェントのラゲッジルームに収納されている車載ジャッキ
ボディ下部のレール(継ぎ目のプレス部分)にジャッキが収まるようにできるようジャッキの形状も作られています。
▼車載工具をセットした様子
車載工具以外のジャッキでこのレールをリフトアップしているとレールが少しづつ潰れていきます。
▼左が社外ジャッキ
修理工場では油圧リフトで持ち上げるので作業するのに都合の良いところで持ち上げます。
▼油圧リフトのアタッチメント部には溝がある
もしガレージジャッキ等でリフトアップする場合には上記の場所でセットしても良いでしょう。
▼ガレージジャッキをセットした様子
「▽」部のボディをリフトしてしまわないよう気をつけてください。
▼潰れてしまったボディ
リフトアップ中やリフトアップしたあとは常に車の状況を監視し、車が不安定になったときは車を一度地面まで下げ、最初からジャッキをかけ直してださい。
また、ホイールボルトを外した場合は締め付けの確認を怠らないにようにしください。
(WEB担当スタッフ)