フィアットに限らず下取り車を再販売する場合、前のオーナーの痕跡を残さないよう入念にクリーニングをします。
今回は500Cの室内クリーニングです。
リアシートは取り外します。
▼刷毛と掃除機を使います
掃除機のノズルが届かないところはブロア(圧縮空気)で吹き飛ばします。ブロアは車屋さんの特権ですね。
シートの汚れやタバコのヤニなど生地の汚れ落としには家庭用のセスキ炭酸ソーダを使います。
▼ダイソーのセスキクリーナー
霧吹きで直接吹きかけても良いですが、上向きに使うと液が落ちた先で乾くと白く残るので吹きかける場所に合わせてウエスに吹きかけるなどした方がよいでしょう。
天井も見違えるほどきれいになります。
▼右半分が作業前
ステアリングのクリーニングでもセスキクリーナを使うと、濡れたウエスだけでクリーニングするのに比べて圧倒的にきれいになります。
▼作業前
▼作業後
▼歯ブラシを使うと革を傷めずきれいになります
ヘッドレストのロッド(棒)もクリーニングします。
露出しているところのみメッキが腐食し変色してきます。これは軽度の錆びなので研磨が必要です。
▼ヘッドレストを上げてみると
▼隠れていたところはきれいです
▼きれいにする方法は研磨剤でひたすら磨くだけ。
変色(腐食)がひどい場合には目の細かい紙やすり等で荒削りしてみても良いかと思います。(メッキに傷がつかないことを確認して行ってください)
▼こんなにきれいになります
クリーニングの成果が見えるとやりがいがありますね。
(WEB担当スタッフ)