ステアリングユニットの交換

ステアリングユニットの交換する時は元のタイロッドの長さに合わせて取り付けます。

▼ステアリングユニット(ステアリングラック)

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しかし、タイロッドを全く同じ長さには合わせる事は出来ず、大まかに合わせて取り付けますが、やはりタイヤの角度は若干狂ってしまいます。

タイヤの角度が狂っていると、トーインやトーアウトになったり、ハンドルのセンターが狂ったりします。

今回ステアリングユニットを交換した直後ハンドルを切ってゆっくりと動かしてみると、「ズリズリ」と前タイヤの擦れ音が鳴ってしまいました。どうやら長さが少し狂っていたようですね。

 

車検上のかじ取り装置の保安基準
横滑り量に関する基準(サイドスリップ)
走行1mについて5mmを超えてはならない。(例外車両あり)

サイドスリップは車検で必ず試験をする項目です。

 

この規格値は車が前進した時の前輪の横滑り量なので直接タイヤを測った角度とは違います。

タイヤの角度はキャンバー等の関係もあるので、その車の基準にとなる角度に合わせる必要があります。ちなみに141パンダはトーアウトになります。

今回の141パンダも基準値に合わせたら、「ズリズリ」音が無くなり正常になりました。

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(WEB担当スタッフ)

 

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