山中で仕事をされているお客さんがご来店されました。
その方は早朝から山に入る為に車内で寝泊まりをする事が多く、車内でアクセサリー電源を多用していてバッテリー上がりを心配されていました。
フィアットに限らず一般的には車内で電源が必要な場合、シガライターソケットの12Vやインバーターで100Vに変換して電化製品を使うと思います。走行中なら良いですが、駐車中ではバッテリー上がりが心配なのでエンジンをかけている事が多いと思います。
静かな所でのアイドリングは、周りを気にするし、ガソリンも使うし、環境にも良くないですよね。
特にフィアットのデュアロジックはアイドリングで最後のシフト操作から10分間はクラッチを踏み続けているので、クラッチにはあまり良い状態ではないと思います。
そこで、私が使っている屋外用電源パックを紹介いたします。
キャンプ場ではオートキャンプ場でもない限り100Vは自由に使えないと思います。長期キャンプになると携帯充電用のモバイルバッテリーも無くなってしまうかもしれません。この様な状況が事前にわかる場合には屋外用電源パックを持ち込んで利用しています。
この屋外用電源パックには以下の物が入っています。
● 自動車用12Vバッテリー(写真に写っているバッテリーは軽自動車用です)
● USBポート付シガーライターソケットとバッテリーターミナル(カー用品店などにあります)
● インバーター(使用機器に合った容量を選んでください)
● バッテリー充電器(写真にある充電器は充電中ファンの音がうるさいです)
これらが入るコンテナなどに入れてひとまとめにしておきます。
この中にはありませんが、移動キャンプには走行中に充電できる装置もあると良いですね。
バッテリーやインバーターの容量にもよりますが、パソコンや蛍光灯、デジカメの充電ぐらいは余裕で使用出来ると思います。これで車のバッテリー上がりの心配はなくなります。
また、これを常に充電しておけば、災害時にも役立ちますね。
小型の発電機でも良いのでは?
確かに小型の発電機の方が燃料を入れればいつでも使えるので使い勝手は良いのですが、静かな山の中には似合いませんよね。