旧車・古い車の購入の心得

今回はムルティプラやパンダ1やバルケッタやプント等製造から20年ぐらいたった古い車を購入したあと愛車を維持していく上での注意点や心得など書きたいと思います。

魅力

なぜ古い車を購入したくなったのか

  • デザインが好きだ
  • 他に代わる車がない
  • 他の人が乗っていない車に乗りたい
  • 俺は旧車好きだ
  • まだ古い車ではない
  • 手がかかる子ほどかわいい

といろいろあると思いますが、やはり気に入った愛車が単に製造から年数を重ねただけなのでは無いでしょうか?

 

普段の注意点

古い車を維持するために普段から気にすること

  • エンジンオイル、冷却水の管理は怠らないように
  • 最低でも1年毎の法令点検は行う
  • 普段から異音や異臭に気を使う
  • 愛車は元気だとは思わない(気が付かない病があると思っておく)

特に一番最後の項目の元気に走っていても劣化は少しずつ進んでいると思ってください。常日頃から愛車に気を配ってください。

 

トラブル

どんなトラブルがあるのか

    • オイル漏れ
    • 水漏れ
    • 水温が安定しない
    • オーバーヒートする
    • ワイパーが動かなくなる
    • エンジンがかからなくなる
    • ドアロックの調子が悪い
    • 変な音がする
    • 雨漏りがする
    • スピードメーターが動かなくなる
    • ランプがよく切れる
    • 部品が折れる・割れる

などなど…

 

入院(修理工場行き)

何か起こったら修理工場に行くべきでしょうか、皆さんのご意見は?

  • 動かなくなるなど致命傷が起きたら
  • これはやばいかもって思ったら
  • 危険だと思ったら
  • 気になっていたがついに運転に支障がでてきたら
  • 車検ついでに
  • オイル交換ついでに

故障内容によっては自走せずレッカー移動する必要もあるのでまずは修理工場に相談したほうが良いと思います。

 

原因

きちんと整備をしていてもトラブルは起きます。

  • 対応年数が来ている
  • 日本の気候が合わない
  • そもそも部品の強度が現在に比べて低い

などなど…

このような原因がありますが、製造から20年ぐらいたつと部品の劣化は否めません。樹脂の可動するところはすり減って動きが悪くなったり外れたりします。電気部品の接触不良も起きます。たくさんの車を見てきていますが樹脂部品は折れてきたり、欠けてきたり、割れてきたりします。ゴム部品は切れてきたり、剥がれてきたり、折れたりします。電気部品ではコネクタ等で金属の劣化でバネの押し付ける力が弱くなったりバネを取り付けいる部分が折れてしまったりして接触不良が起きてきます。紫外線や熱が当たる(帯びる)ところでは顕著に現れてきます。

 

修理

ウィンカーやヘッドライトなどランプ類が点かなくなったとご来店されますが、フィラメント切れではない場合ではほとんどがバルブ(電球)のソケットの接触不良が起きています。長期間の熱でバネの力が弱くなっていたりバルブの熱でソケット付近の樹脂が劣化しソケットを固定できなくグラグラになり一時的に直るがすぐに接触不良を起こし不点灯になってしまいます

日本には車検制度があり「だましだまし」乗っていても車検の時期が来てその部品が検査対象であれば修理をしないと公道を走ることができなくなることがあります。オーナーには気付きづらい下回りのゴム部品の切れ。ブレーキの効き具合や限度を超えたオイル漏れ。ランプ類ではヘッドライトのカットラインや光量が規定値に満たない場合もあります。修理には接着剤で対応する場合も多くありますが可動部分や力がかかる部分や柔軟的に使う部分には接着剤では対応できません。

走行に不可欠な部品が壊れると「走らない」「曲がらない」「止まらない」さらにはエンジンがかからなくなります。キャブレターやラジエーターやオルタネーターなど部品があれば交換すれば直ります。しかし本国オーダーで部品が手に入ればまだ良いですが生産終了在庫なしになってしまったら直すことができません。それでもどうにか修理するために部品商ルートで探してもらうのはもちろんネットも駆使して探していきます。

純正部品はもちろん社外品でも新品が見つからない場合では中古品に頼らざろうえません。中古部品は品質が良いものから悪いものまであり保障もありません。並行輸入車の場合では部品検索が出来ないことが多く現物合わせなど手間と時間が多くかかります。これらのように部品調達の目処が立たなければ見積もりすら作れません。

 

心得(対策)

修理工場では点検や車検で故障の前兆を発見できる場合はありますが多くは症状が発症するまで発見できません。よってオーナーが常日頃から愛車の異変に敏感になってください。そして以下のことを心得として愛車と付き合ってください。また修理費がかさんでいくうちに手に負えなくなるときがいつか来るかもしれないことを認識しましょう。

  • 仕事など時間に制限がある時に運転する場合にはそれなりのバックアップ体制が必要です
  • 面倒を見てくれる主治医(修理工場)を見つけましょう
  • 修理には時間と費用が思っている以上かかります
  • 充実したレッカーサービスがある保険に入りましょう
  • もう一台サブ(メイン)の車があったほうが良いでしょう
  • 同じ車に乗っているSNS仲間を見つけて情報交換していきましょう
  • 急な故障でもその場は笑って済ませるようおおらかな気持ちでいましょう

最後に、いろいろと苦労するところはありますがそれ以上に魅力的なところは多くありますのでがんばって乗り続けていきましょう。

(WEB担当スタッフ)

 

 

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