雨の日に多く聞かれるフィアットのブレーキ鳴きはフィアットに限らず輸入車全般に発生しています。
特に大口径を持つブレーキディスクやスポーツパッド、またはネット上で格安で販売されているブレーキパッドはかなりの確率でブレーキ鳴きが発生しています。交差点で止まる直前キーッ!とかん高い音が鳴ると誰もが振り返ります。その度に下を向き『 壊れているわけではないですよっ! 』と心の中で叫ぶのです。そんな経験をした方もいらっしゃるのでは…
ガレージドッコではブレーキパッドに消音シートを取付けることによって、ブレーキ鳴きを解消するサービスを行っています。
▼これは初代パンダのブレーキパッドです。
このパッドは、お客様がネットにて格安の商品を購入、そしてガレージドッコにて交換をしました。
後日お客様から連絡がありブレーキ鳴きが酷いとのことで再入庫しました。
取付けには問題は無く、パッドの材質によって生じる音と判明しましたので、お客様の了承を得て鳴き止加工をすることになりました。
▼これが鳴き止に使用する特殊なシートです、ブレーキパッドの形に切り取ります。
その後が少し手間がかかります。
ブレーキパッドを高温で加熱しそこにシートを貼り付けます。
プラスチックハンマーで型を馴染ませながら貼り、最後にバイスを使い加圧し2時間以上保持させます。
▼バイスで圧着させます。
加工後はしっかりと貼り付いていることを確認します。
スポーツ走行時には300℃以上にもなるので、確実な作業が求められます。
取付け確認後、ロードテストを行いこのパンダのブレーキ鳴きは解消されました。
同じ様なブレーキ鳴きに悩まされている方がいらっしゃいましたら一度ガレージドッコにご相談下さい。
(WEB担当スタッフ)