初代パンダ(141)は生産が終わってからだいぶたつ今でもフィアットファンの中では不動の人気を保っています。
20年以上たつ車体では各所に不具合が発生してきて、電気系統でも老化が進んでいます。
今回のヘッドライトの不点の原因はディマースイッチのコネクタ焼けでした。
コネクタを調べたところ前オーナー時代にも修理していたようで、コネクタが溶けて溶着していたのを無理やり取り外したようです。今回は接点不良のところにバイパスをかける修理で済みました。
接触不良が起きている箇所によって、不点箇所が様々です。
不点の原因がハンドルコラムのディマースイッチの接点が焼けている場合はコラムスイッチを丸ごと交換するしかありません。
初代パンダ(141)に限らず、10年ちかくたったグランデプント、パンダ2(169)、ムルティプラ等フィアットには同じような症状がライトに限らず各所で発症しています。
(技術担当スタッフ)