フィアットの電動パワーステアリングの仕組み

パワーステアリングには油圧式と電動式があります。

油圧式は古くからある為、ムルティプラやバルケッタで採用されています。

電動式は国産車では最初軽自動車や小型車から採用され、現在ではかなりの車に採用されてきています。

電動式の利点はエンジンのパワーを使わない為、燃費がよくなると言われ、故障した時などではテスターを故障診断もする事も出来ます。

 

電動式にはいくつか種類があり、フィアットの電動式はステアリングコラム駆動式を採用しています。

このステアリングコラム駆動式は構造がシンプルでメンテナンスフリーです。

フィアットでは、188プントや169パンダあたりから採用され、500やパンダ3など最近のモデルはみんな電動式を採用しています。

 

フィアットのパワーステアリングはデュアルモードの為、市街地走行や駐車時などハンドル操作力の軽減を優先する「CITYモード」と。高速走行時など路面との設置感や自然なハンドル操作感覚を優先する「ノーマルモード」があり、スイッチ一つで切り替える事が出来ます。

 

▼グランデプントのステアリングユニット

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仕組みは

▼ハンドル操作力を検知するトルクセンサーとハンドル角度を検知するアングルセンサー

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▼ハンドル操作をアシストする電動モーター

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▼入力出力を制御するコントロールユニット

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ASR付き車両はアングルセンサーの出力をABSコントロールユニットにアウトプットしています。

 

パワーステアリングはエンジンがかかっていないとアシストしてくれません。牽引時には注意が必要です。

取扱説明書には、「すえ切りなど長時間切り返しを繰り返すとオーバーロード(過負荷)による電動モーターの過熱を防ぐため一時的に電動アシストがOFFになることがあります。」と記載されています。

また、オルタネータが故障するとアシストしなくなるので、パワーステアリングの故障と間違える事があります。

 

 

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