こんにちは、タケローです。
今日はクラッチの異音についてお話しします。
フィアット500でよく有る7万キロを超えた頃から何となく聞こえてくる異音、停車中に窓を開けると前の方から『キュルキュルキュル…』と金属が擦れる様な高い音がそうです。
初めは耳をすまさないと分からないほど小さな音ですが、次第に大きくなって来ます。
これはレリーズベアリングからの異音でクラッチを切るための需要な部品のひとつです。
『僕の車はオートマだからクラッチは付いていないよ』と思う方もいらっしゃるでしょうが、フィアットの多くはデュアロジックというセミオートの自動変速機を使ってマニュアルトランスミッションを操作しています。そーなんです、凄いんです!でも停車時と低速走行時はクラッチを切っている、または半クラッチにしています。よってクラッチを操作しているレリーズベアリングには大きな負担がかかり、最終的には焼き付いてしまいます。
こうなっては何をやっても動きません!レッカー移動となります。
クラッチの異音はエンジンルームの中央辺りから聞こえます。お車を停車後ちょうど10分間鳴り続けるので確認してみてはいかがでしょうか。