ムルティプラのパーキングブレーキはドア側にあります。
慣れるまでつい左手を動かしてしまいますね。
ムルティプラのパーキングブレーキのスイッチは、よく接触不良を起こしてメーター内にあるブレーキ警告灯が点灯しなくなる事があります。
スイッチの接点不良なので、接点を磨いてあげると直ります。
スイッチは単純な構造なので分解は簡単です。
接点を磨いて終了。
組立はスプリングがあるので大変ですが、これでスイッチ不良は直りました。
では、点灯しなくなったらスイッチを疑いますが、逆に点灯しっぱなしになったらどうでしょうか?
パーキングブレーキの解除し忘れだと思いますよね。
しかしブレーキも解除されているとしたらどうでしょう?
この赤いビックリマークはパーキングブレーキの表示以外にブレーキ液量警告灯も兼ねています。
この点灯しっぱなしになった時はブレーキ液の不足を示しています。ブレーキ液が不足すると、ブレーキが効かなくなるので至急点検が必要です。
▼ムルティプラのブレーキ液のタンク
フィアットのメーターにマルチファンクションディスプレイがある場合には、赤いビックリマークと共に「BRAKE FLUID LOW」や「Brake fluid level insuff」等のメッセージが表示がされるので何かある事を知る事が出来ます。
▼取扱説明書にも記載されています。
取扱説明書にはハンドブレーキと書かれていますね。
説明書は車を購入した時に読んだきりだと思いますが、改めて見返してみると新たな発見があるかもしれませんよ。
(WEB担当スタッフ)