チンクエチェントのナンバー灯の修理

チンクエチェント(500)のナンバー灯の修理です。

ナンバー灯の電球を交換しても点灯しないので調べることになりました。

 

最初に電球のソケットを調べます。

フィアットに限らず、電装系の故障の原因は、部品はもちろんですが、その他には接点やケーブルに負担がかかるところが多いです。

接点とはソケットやコネクタになります。コネクタの接点の接触不良で接触抵抗が多く焼けてしまったりします。コネクタの一部が焦げたり溶けたりしています。

ケーブルに負担がかかるところとは、ドアやミラーなどケーブルが動くところです。ケーブルはできる限り動かしたく無いので出来るだけ固定させています。しかし可動部ではケーブルに負担をかけないような取り回しの設計をしていますが、それでも何度も動かしているとケーブルが折れたりし、そこに電気が流れると熱を持ちケーブルが焼ける原因になります。他にも濡れたり日が当たったりしてケーブルの被覆が老化し被覆に亀裂が入りショートしたりすることもあります。

 

▼さて、今回のチンクエチェントでは、電球のソケットに電気が来ていなく、ソケットにも異常が無かっため、ケーブルを調べていきます。

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▼チンクエチェントのナンバーはバックドアにあるため、バックドアのケーブルを調べてみたらグロメット(蛇腹状のゴム)の中で切れていました。

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グロメットの中だったのでケーブルをずらしたり引っ張ったりしながらの調査なのでかなり発見しずらかったです。製造時のケーブルの収まりが悪かったのでしょうか?

 

▼修理は、グロメットの中心付近が切れていたのでグロメットの両端で接続し修理を終えました。

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▼その他のケーブルを点検してみると、他の線で被覆が切れて銅が見えているのを発見しました。

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このケーブルはリアガラスの熱線?ケーブルの容量不足かもしれませんね。

こちらはケーブルの心線は傷んでいなかったのでテープで被覆しておきました。

 

このように故障の原因がこのような場所があるので、国産車でもあるかもしれませんが、フィアットの故障原因の「あるある」でもあります。

 

ナンバー灯が点灯しないと車検は通らないので修理する必要があります。

バックドアの内貼りを剥がしたり、グロメットの解体に手間やコツがいりますが、オーナー自身で修理も可能なのでトライしてみたらいかがでしょうか。

(WEB担当スタッフ)

 

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