デュアロジックシステムのエラー

本日の入庫の車は500です。

最近デュアロジックオイルの交換作業が増えてきています。

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以前にも説明しましたが、このデュアロジックとはフィアットのオートマチックトランスミッションです。

 

 

デュアロジック車に乗っておられる方、

ギアが入らなくなって焦った事がありませんか?

ギア抜けした事ありませんか?

 

これらはみんなデュアロジックユニットが引き起こした現象です。

第1段階 あれっ?(って思ったぐらい)

第2段階 ギアが入らない! キーオフ、再始動、直った。今のは何だったんだろう?

第3段階 ピーピーピーピー(ギアエラー警告音)、キーオフ、しばらく待って… 直った。もうやばいな…

最終段階 ギアが入らない!どうしよう! やばい! もうダメだ!

第3段階以降だと、かなり焦りますよね。

 

この様な事象が出た車をスキャンツールで調べてみると、オイル経路不良や、クラッチシステムエラーが残っています。

第3段階~最終段階になると、デュアロジックのアクチュエータやコントローラーの交換が必要になってくるでしょう。こうなると大手術になり部品代だけでも15万円以上かかります。ディーラーなどでは第2段階でシステム全交換を勧められるでしょう。500でもこの症状が出てきているようです。

 

ガレージドッコ では 、第2段階の症状が出たらまずはデュアロジックオイルの交換をお勧めしています。

以前フィアットではデュアロジックオイルの交換はしなくてよいとの見解だったようで、現在でも整備工場に行ってオイル交換作業を依頼しても出来なかったり、やった事が無いから受け付けないと言われる事もあるそうです。

しばらくオイルを換えていなかった車を調べてみるt、オイルの粘度は無くなっていて、タンクにはスラッジ(鉄粉)が溜まっています。この様な状態は正確な油圧動作が出来なかったりオイル経路を詰まらせたりします。

当店にあるグランデプントでは最終段階の症状が何度か出ていましたが、デュアロジックオイル交換をした後は、症状がほとんど出なくなりました。

 

 

さて、デュアロジックオイルの交換をするには、ポンプに刺さっているオイルタンクをずらしそこからオイルを抜きます。オイルを入れるにはオイルタンクの上にあるキャップから入れます。オイル交換後にはエア抜きが必要です。

 

作業時に感じる事ですが、グランデプントはボディが大きいせいもあってエンジンルームの隙間も広く作業性が良いですが、500やパンダは狭い中での作業はとても大変です。

 

機械の前方に付いているカバーを外す必要がありますが、500やパンダの場合カバーがラジエターにぶつかってしまっています。

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このカバーがある為にオイルタンクを止めてあるボルトが全く見えず苦労して作業しています。

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ガレージドッコ では、オイル交換時にはスキャンツールで油圧抜きをし、フラッシング作業としてタンクに新しいオイルを入れ古いオイルが出てこなくなるまで新しいオイルを循環させます。そして再度スキャンツールを使ってエア抜きを行っています。

同時にクラッチセルフ調整やギアボックスキャリブレーションを行うと、よい効果を感じる事が出来るでしょう。

交換と調整をされたお客様からは、ギアチェンジの音やショックが小さくなり、ギアチェンジのギクシャク感も少なくなったと、好評を頂いております。

 

 

蛇足ですが、フィアットのオーナーズマニュアルでは「ギア入れてエンジンを停止するように」となっています。

このため、始動時にはデュアロジックシステムが自動的にギアが入っている状態からニュートラルに戻してからエンジンが始動するので、この動作がシステムに悪影響を及ぼしているのでは?と感じております。

最近ではニュートラルでエンジンストップをするようにしているので、これもエラー防止に役立っている気がします。(非公式)

 

 

ガレージドッコ では、スキャンツールでエラーのチェックをして最適なメンテナンスをしています。

デュアロジックやアルファロメオのセレスピードのお車の方で、動作に不具合や心配がある方は、ぜひ当店にご相談下さい。

 

 

QUBO DOBLO 500L PUNTO PANDA ABARTH ムルティプラ バルケッタ チンクエチェント
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